専攻楽器の試験。
では、専攻楽器の試験はどんなのか?
私の学校は2年目から試験がを受けることが許されます。
これは任意なので、2年目に受けたくなければ受けなくていい。
ただDEMのクラスは4年までしか学校に残らないので、それまでに専攻楽器の試験をパスしないといけません!!
試験の課題曲は一ヶ月ほど前に発表されます!!
こりゃまた難しかった!
私の時は
1.現代曲が二曲のうちから一曲を選択。
2.課題曲
3.自由曲
の三曲でした。
20分から30分の間で終わる感じかな。
やっぱり専攻楽器の試験だけあって、ストレスが溜まりましたf^_^;
現代曲が難しすぎて、そればっかり必死に勉強する毎日。。
かといって、他の曲も簡単ではないので1日24時間じゃ足りなーいってアワアワ((((;゚Д゚)))))))
そしてフランスのシステム。
なんと試験管は自分が行ってる学校の先生じゃないのです。。
入学の時はその学校の先生が試験管。
卒業の時は違う!!
だから、入るのは簡単やけど卒業は難しいって言われてるのかもしれないですねf^_^;
でも、試験は緊張した雰囲気もなく、試験管も笑顔(o^^o)
ラフな感じがフランスって感じ!
そして結果がその日のうちに口頭でわかるという斬新なシステム\(^o^)/
私、フランスにいるってマジ思うw
ソルフェージュ試験。
学校によるかもしれませんが、私のコンセルヴァトワールのソルフェージュの試験がどんなのか書きたいと思います!!
クラスによっても内容が違うかもしれませんが、DEM2と3の試験内容をざっくり!!
まず、試験は二回にわけてあります。
前期試験、後期試験。
1.聴音と楽曲分析、リズム(全員で受ける)
2.新曲視唱、和音、移調、リズム(一人で受ける)
3.ソルフェージュのクラスでアカペラのグループを作って発表
1の試験は3時間半くらいあります(ーー;)
これ、最後の方死んじゃう。
そして難しいのなんのって!!
オケのCDを聴いて和音構成書くなんて無理だよーとか思いながら、頑張って書いてみる。。
これは毎回撃沈。
とりあえず、自分の得意なリズムで挽回。
2は少しだけ前もって課題が与えられる。それを必死に勉強!
3は発表までにグループで練習日程を決めて、練習!
これも強弱つけたり、表現つけたりせなあかんから大変(._.)
そして、2の個人の試験の内容。
このテストが一番大事だと思います!
まじで!!!
1.移調
移調する曲とどの調に移調するかは当日知らされる!(移調楽器の人はダブル移調)
2.新曲視唱
ピアノと一緒に歌うので、ピアノのパート譜も理解しないといけません。
そして、なんとも調号や臨時記号が多いこと!!
これ、まじでみんな嫌がる試験の一部!
3.和音歌う
これは事前に課題が渡されるので、練習。DEM3の時は、さらにこの和音を移調する課題がありました(ーー;)
4.リズム
3枚くらい楽譜が当日にあたえられて、楽器、もしくは口で音符を読みながら、リズムを口ずさむ。
全体的に注意しないといけないことは、
音楽表現をすること。
これ大事。
フレーズ考えて息継ぎするとか、テンポはどれくらいとか。
そして、個人のテストの時は一人30分くらい時間が与えられて、盛りだくさんの楽譜を30分の間に譜読み!!
そして試験。
コンセルヴァトワールで一番緊張した試験でしたf^_^;
ソルフェージュ。
どこの学校もDEMに入学すると、最初にソルフェージュのクラス分けテストがあります。
私の学校は、4クラスあります。
DEM3(一番上のクラス)、DEM2、DEM1、DEM0という風に、レベルによって名前が違います。
試験に合格すると、上のクラスに上がれるシステム。試験に落ちると来年も同じクラス。
なので、DEM0で始まって、毎年試験に合格すれば4年でソルフェージュが終了するのです\(^o^)/
4年もかかるのだ。
前期、後期に一回ずつテストがあるので、前期で死ぬほど良い点数取れば、飛び級もできます!!
私はDEM2から始まりました!!
一年目はフランス語が全くできないから、もちろんテスト内容もわからず、不合格(ーー;)
二年目、内容はなんとなーくわかるけど、勉強する気になれず。。(._.)
なんせ、日本とソルフェージュの仕方が違う。。
聴音もオーケストラのCD聴いて、書き取る。
和音の名前すら違う。
そしてアナリーゼがなんともすごい。
オーケストラのCDを聴いて、メロディーとバスを取って、和音記号と構成を書く。
いやぁ、これまじ参った。
三年目、先生が怖くて行くのが嫌になるけど、頑張って試験合格!
四年目は晴れてDEM3のクラス!
先生もちょー優しい人で楽しく過ごせた(o^^o)
そして、ソルフェージュ終了!!
いやぁ、この授業だけは大変やった。。
またソルフェージュのテスト内容も書いていきまーす!!
le conservatoire(フランスの音楽学校)
今日はフランスの音楽学校について書こうと思います!!!
コンセルヴァトワールにはいくつものレベルがあります。
だいたい日本で音楽大学を卒業した人は、DEM(デーウーエム)かperfectionnement(パーフェクショヌモン)のクラスになります。
だいたいの人がDEMから始まるかな。
でも人それぞれ!
私はDEMから始めました。
これはdiplome études misicalesの略語\(^o^)/
このDEMのディプロムがほしかったら、必修授業は必ず取らないといけない!!
でも、このDEM。
なんと、
フランスのみのディプロム
なので、全世界では通用しないのです(._.)
私の学校の必修授業は、
・室内楽
・吹奏楽
・専攻楽器
・ソルフェージュ
でした!!
そんなにないのね、授業!!
が、しかし。
なにが大変かって。
授業がフランス語!
当たり前なんやけどね。
とっても辛いのです。。。
特にソルフェージュ。
和音の名前とか、アナリーゼとか。
地獄\(^o^)/
そして、ソルフェージュの授業は、なんと3時間!!
殺す気ですかーーー!!!!
いや、よく頑張ったと思うわ!
学校によって、ソルフェージュの授業は取らなくてもいいかもなので(日本の音楽大学の成績を見せれば)、学校に確認してみましょー。
私の学校は厳しかったので、取らされました(ーー;)
Perfectionnementのほうは専攻楽器の授業のみ!
どちらがいいかとかは、人によって意見が違うと思います。。
ただDEMは四年、perfectionnementは二年、同じ学校で勉強できます!
また詳しく音楽学校については書いて行こうと思います(o^^o)
でゎー!!
ついに引っ越し!
何ヶ月かアパートを探し続けて、やっと引っ越し先が見つかりました\(^o^)/
大家さんも良い方で、家もちょー広くて、緑いっぱいの郊外!
家が綺麗と気持ちも落ち着く(o^^o)
家賃も安いし、楽器が吹けるように絨毯とカーテンを買ってくれた大家さん。
ホントに運がよかったなって思う!!
ま、zone5ってのが問題なんだけどね!!遠いね!
でも、パリと違って騒音はないし、私のアパートは近代的な建物なので、隣人の騒音もなし!
快適すぎるー\(^o^)/
ただ。
ただ。
21時過ぎると家に帰る電車が30分に一本しかないが残念(._.)
パリで交通の不便を感じずに住むか、郊外で騒音のないゆったりとした雰囲気で過ごすか。
私は郊外のほうがいいなーって思う(o^^o)
パリは観光するのには、芸術の街って感じだけど、住むのは少しストレス感じるかなー。
ま、人それぞれだけど(^ω^)
EDF(電気会社)の契約。
パリに引っ越してきたときにした、契約系をざっくり書きます!
まず、EDFの契約。
今までは電気代込みのところに住んでいたので、初めての契約。
これは、電気のメーターの番号(前に住んでた人がどこまで使ったか)と前の人の名前をEDFの会社に電話で伝えます。
EDFの番号はインターネットで調べたら出てくると思います!
前に住んでた人がEDFとの契約を解除しているので、再契約の為に電話!
契約が解除されていても、1ヶ月くらいは電話契約しなくても使えるのですが、入居したら早めにEDFに電話することをお勧めします(._.)
だいたい前の人が支払ってた金額を私も払うことになるみたい。
ただ。ここはフランス。
もし月々の電気料金が毎月オーバーしてしまったら。
はい。
12月に電気会社から超えた分の請求がきます。
ちーん。
毎月教えてくれよ。
ここはフランスだからね。
フランス…
じゃあ、そんなに電気代使ってなかったらどうなるねーんって!
返金されます\(^o^)/
どんな適当なシステム。
で、電話しまして。
色々聞かれます。
どれくらいの家の広さ、電気器具はどのようなものがあるのか(洗濯機とか)、冷蔵庫の大きさなど…
あとは銀行のRIBを電話で伝えます。
前の人は毎月13ユーロ払ってたみたい。
これ少なすぎね。
どうしたらこんなけなの?
謎。
で、電気屋さん。
じゃあ、1ヶ月40ユーロでどう?って。
ちょっと待って。
この小ささで40ユーロはないやろー!!!って反抗。
暖房も冬しか使いません!!
だから20ユーロで!!!ってw
で、30ユーロで話は落ち着きましたw
まーいいわ。
で、一回目の請求。
もちろん30ユーロくらい。
二度目の請求。
20ユーロ。
?????????
意味不明。
たぶん受付の人が適当すぎて、この広さなら20ユーロかってあとでなった模様。
ちょ!
フランス!!!
いい加減!!
滞在許可証更新 パリ。
そーいえば、パリでの滞在許可証の話を書いてないではないですか!!!!
パリはなんと!
滞在許可証更新の予約がインターネットで取れるのです!
ちょー便利ね。
今は郊外もインターネットで取れるとこがあるけど、取れないとこは朝6時とかから並び始めないといけません。。。
そして、滞在許可証の切れる3ヶ月前にインターネットで予約。
そして、その予約、なんとね、
約3ヶ月後。。
あらー。
期限切れる前やからよかったけど。。
予約が取れたら、とりあえず資料集め開始。
地域によって、必要書類が異なるので、これは各県庁のHPでチェックしましょう。
そして、予約当日。
入り口には大量の人!
どこでもそうなのね。
そして、厳重な荷物チェックの後、受付にて資料が全て揃ってるかチェックされる。
心臓爆発しそう。
で、なんだか記入しないといけない紙を渡されて、待つ。
その紙、確かどこの学校でどういうことをしてたかとか、ディプロム取ったかとか、目標とか書かなあかんかった気がする。
自信がない人は、辞書持って行ってください!!
そして自分の番。
どーかうまくいきますように。
女の人だったな。
全ての資料見られる。
ドキドキ。
身体に悪いドキドキ。。
そして、
「はい、レセピセ」
えー!?
10分も経たないうちに、終了!?
驚きとともにドッと疲れた。
なんと簡単な更新だったんでしょう。
そして、レセピセ受け取ってから1ヶ月後くらいに県庁から手紙で、滞在許可証ができたとのこと。
初めて思った。
パリ最高\(^o^)/